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愛媛県はやっぱりみかんの産地


しまなみ海道を渡るやいなや、みかんの木がそこら中に見え始めた。しまなみ海道とは、本州と四国を歩いて渡れる道で、私達は向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島を通って愛媛県に入った。この道は歩道も広く、橋と海と島の景色が素晴らしいのでもし機会があったら是非皆さんにも通ってほしい道のひとつ^^
丁度広島県から愛媛県に入る手前のみかん畑で、そこで働く人達に出会った。両脇がミカン畑のものすごい坂道を竹馬で登るミックをみんなで応援してくれていた。私もそこに到着すると、おじさんが「みかん持ってきな!」と言ってくれた。しかしすでに今までの島でもリュックが一杯になるほどみかんを頂いたので丁重にお断りしたところ、
「うちのみかんは世界一だぞ!食べないと後悔するよ!今食べてみな!」とみかんを渡された。世界一という言葉にそそられて、その場で頂くと本当に甘くておいし~い☆持ちきれないほどみかんを持っているにも関わらず、また何個か頂いて行くことにした。おじさんありがとう!さすがみかんの産地だけあって、本当に会う人会う人みかんをくれる。しかもそれがはずれなく美味しい。そして山一面にオレンジ色のみかんがなっている様子はとても綺麗だ。愛媛に入ってからこの旅で初めて熱を出すほどの風邪をひいてしまったのだが、それほど大事に至らなかったのは毎日みかんを食べていたお陰だろうか^^
ところで、皆さんは愛媛県には行ったことがあるだろうか?私はこれが初めてだったのだけど、愛媛県の人たちは本当にフレンドリーで旅人に優しい。お遍路さんが多いから旅人慣れしているのもあるのかもしれないが、会った人み~んな明るくて優しくてフレンドリーだった。
ほんの一瞬話しただけの私達の後を必至で追いかけてきてくれて、「自分も若いころ苦労したからなんとなくあなたたちの苦労が分かる。元気で頑張ってな」と涙をこぼしそうになるおじさん。
お風呂で私がよそから来たのを見て分かって、「こっちの潮湯に入んなさい。体が温まるから。」と教えてくれたおばあちゃん。
竹馬が壊れて直しているときに工具が無くて困っている時に、助けてくれた双海の道の駅のおじさん。
「すみません、ドリルありますか?」「うん、あるよ」
「すみません、のこぎり貸して頂けますか?」「うん、いいよ」
こんな怪しい質問にも動じることなく快く貸してくれた。
私が熱があってフラフラの時に行った温泉で、さんざん横になって休んだあと帰る時に、嫌がる顔一つみせず「ここ11時までだからもっとゆっくり休んで行って下さい」と言ってくれたスタッフの方。

他にもみかんや差し入れをくれたり、裏庭にテントをはらせてくれたり、新聞をみて追いかけてきてくれたり、宿を提供してくれたり、数え切れないほどたくさんの出会いに恵まれた。本当にありがとう!愛媛県。

そしてついに壊れてしまった私の竹の代わりに廃墟の横で調達してきた愛媛の竹。たまたま見つけた竹藪の横にたまたまのこぎりがあって、たまたま私の竹馬にぴったりの竹を見つけた。これはもう運命でしょう!竹藪に入った時に、たくさんの竹の中からその竹がミックに呼びかけて来たそうだ(ほんとかなぁ!?)愛媛の竹、ポンゴNo2、これからよろしくね☆

posted by Mick and Miki Tan @ 15:13,

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