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倉敷青年会議所にて講演会



だいぶ遅くなってごめんなさい!
先月、倉敷の青年会議所で講演会をして来ました。

ことの始まりは、倉敷の国道を歩いていた時に高谷さんに出会ったこと。高谷さんは、私達がコンビニで休んでいたところ、作業着にトラックという様相でやってきた。
「何やってんの!?」と心底驚いた顔。私達は理由を説明すると、みるみる顔が輝いてくる。
「スゲーなぁ。あ!じゃあ俺寄付するよ!あれ?金がねぇな。。。じゃあそこでおろしてくるから。ちょっちょっと待ってて!ここで待っててね!」
といってトラックで去っていった。実はこのところ竹馬の調子が悪く、日はだんだん短くなるのに何時間も修理に時間をとられ、毎日あせったりイライラしたりでへこんでいた。高谷さんと会ったこの時も、壊れた竹馬を直していて2人とも疲れ果てていた時だった。だから高谷さんの行動、ひとつひとつに励まされたのだ。
高谷さんは戻ってきて私達に寄付を渡し、すぐに去っていってしまった。
高谷さんから再び連絡があったのは旅を終了したすぐあとのこと。
「倉敷で会った高谷です。覚えてますか?」
出会った時の話し方と随分ギャップがあったけど、私はすぐに思い出した。そして、高谷さんは私達に、自分が所属する倉敷青年会議所での講演会の講師として招きたいと言ってくれた。
まさか自分が講師だなんて!そんな大役私に務まるのか、かなり不安だった。しかもその日は平日だったので、ミックは仕事で来れないから私一人。でもせっかくのお申し出を不安だからと断るわけには行かない。私は一人で倉敷まで行く決心をした。
講演会に来られる方は100名を越えるという。しかもホテルの一室を借りてやると言う。やるからにはみなさんに満足していだたけるお話をしなくては。

―やっぱりパワーポイントとか使った方が分かりやすいしプロフェッショナルな感じかな。
-退屈しないように映像を間に2回くらい流して。。

これでなんとか皆さんに興味を持って聞いてもらえるかな。準備を終えて、倉敷に行く前日、ミックに通して私のプレゼンを聞いてもらった。ミックは、
「ミキはこれでいいと思う?」 と私に聞いた。私は
「実は、まだこれでいいのか不安が残るんだよね。。」 と言った。
「ミキの話はプレゼン必要なのかな?だってミキの話はみんなに何かを教えるんじゃなくて、感じてもらうことでしょ。プレゼンを見せるとみんなの意識がそっちにいっちゃうし、むしろ邪魔になるんじゃない?」
「確かに。。」
「しかも映像も、2種類も流す必要なくない?佐多岬ゴールの映像だけで十分私達の旅の様子は伝わると思うよ。2つもあったら混乱するし、まとまらないよ。」
「そう、、そうだよね!じゃあ今から変える!」
そして倉敷出発前日に、プレゼンを使うのを中止し、今までの計画を180%変更した。私達の経験を話すのに、プレゼンなんて必要ない。退屈なんかさせない。私が心から思っていることをみなさんに伝えるだけでいいんだ。そう思ったらとても気持ちが軽くなった。

そして岡山空港に着き、そこにいたのは前から私のチケットや当日の進行の手配などを陰ながらしてくれていた日吉さん、そして梶房さん。梶房さんとは東京の講演会で一度お会いしていたのだけど、あの時の私はTシャツにパンツで、今日はガラリと変えてスーツだったので初め気付かなかったそう^^; 確かにHPの写真もいつも竹馬だったし、スーツなんて着てたらたとえ旅で出会った人に会ったとしても同一人物とは誰も思わないだろうなぁ。2人はホテルまでの道のりで色々な話をしてくれて、私もリラックス出来た。

そしていよいよ講演会。中に入って拍手が終わるとシーンと静まり帰った。高谷さんが私のことを紹介してくれる間私の緊張はピークに。こんなに人がいるし、なんかお偉いさんみたいな方がたもたくさんいるし、大丈夫!?私!?
でも、自分のチャレンジの紹介をし始めると、不思議と気持ちが落ち着いてきた。ジョークを言う余裕まで出てきた。(誰か笑ったかは覚えていないけど 汗)

私がこの日、一番伝えたかったこと。それは、自分が出来ることをなんでもいいから始めてもらいたいということ。だってこの会場にいる皆さんは、会社の経営に携わっていたり、社会的地位が高い方がたばかり。ということは、私達なんかよりももっともっと周囲に影響力がある人達の集まりだ。そんな人達が集まって何かやろうって決めた時、出来ることの可能性に限界なんてない。

倉敷青年会議所の今年のスローガンは、「限界に挑戦」ということだった。青年会議所の方々はとても一生懸命で、まっすぐで、まじめで、でも面白くてとても魅力的な人達だった。この人達が、限界に挑戦し続ければ倉敷はもっともっと素晴らしい街になること間違いなし!

この日、来て下さった一般の方々にアンケートを書いてもらったものを頂いた。見たら、すべての人が満足、ほぼ満足に丸をつけて下さっていた。そして自分でも何かやろうと思った、というコメントを書いて下さったかたがほとんどだった。私が伝えたかったこと、きちんと伝わったみたいだ!本当に嬉しかった。この講演会に来て下さった皆さん、ありがとうございました!

最後に、私の観光に付き合ってくださった青年会議所の皆さん、本当にありがとうございました!
美観地区、大原美術館、むらすずめ、黄ニラ、ママカリ、、そして明るい地元の人たち。
倉敷は私の大好きな街の一つになりました☆
↓むらすずめの手作り体験。熱いんだなこれが!

posted by Mick and Miki Tan @ 22:20,

1 Comments:

At 2012年2月15日 7:05, Anonymous registrybooster said...

偉大なコンテンツと、素敵なブログの周り。良い仕事を維持し、周りにいくつかのより良いコンテンツを追加します。おめでとうございます。

 

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