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ネッピー館でハッピーな結婚記念日


このチャレンジを始めて約6か月。始める前にDiscovery Roadという本を読んだ。その本は、男2人、女1人でアメリカ大陸、アフリカ大陸、オーストラリアを自転車で旅をしながらチャリティ活動をするという本だった。その中の男1人と女1人はカップルだったのだが、旅を始めて3か月で別れて女は帰国し、その先は男2人旅となった。他にも旅はカップルですると別れるとか、うまくいかずに失敗するとかそんな内容の本を読んだ。だからこのチャレンジを始める前に私たちは大丈夫かと不安に思うこともあった。実際旅中でも「もうヤダ!」と思うことは何度もあって、喧嘩のたびに長~い暗~い話し合いが繰り返し行われてきた。この6か月の期間にあった喧嘩の回数を数えたらおそらく半分以上は喧嘩してたんじゃなかろうか・・。でも、今までは喧嘩をしても仕事があったり予定があったりでじっくり話合いが出来ず解決出来ないまま終わってしまうことが多々あったけど、2人だけで旅をしているから解決出来ないまま一緒にはいられないので、お互い理解出来るまで何時間でも話しあった。だから旅を始める前よりもずっとミックのことを理解出来るようになった。このチャレンジも、私がいない方が早く進めるしうまくいくんじゃないかと思ったこともあったが、2人じゃなかったら絶対に出来なかったと今は思う。そんな中で迎えた2度目の結婚記念日。私は温泉に入れれば良かったので、根占温泉ネッピー館の隣に公園を見つけたときに、「よし、今日はあそこに野宿だな」と思っていた。(以前は野宿という言葉に抵抗があったのでなるべく使わなかったのだけど、もういい加減慣れたので言います、野宿です、ハイ)
リュックの中からお風呂道具をロビーで出して用意していると、ミックが温泉券を買ってくると行ってしまった。戻ってくると、
「今日はお風呂の用意しなくていいよ。ここに泊まるから」
と言った。私は「え~っ!!」と思わず叫んだ。「なんで!?野宿は?」
「今日は結婚記念日だからここの人に交渉して特別に部屋を用意してもらったから」
と満面の笑み。クリスマスのサプライズに続きここでもサプライズなんてすごい!いつも竹馬で大変な思いをしているから、こんな時は本当に嬉しい。しかもネッピー館の館長さんが薩摩焼酎と湯呑をプレゼントしてくれた。佐田岬ゴール直前に、本当に最高の結婚記念日になった。きっとこの日のことは一生忘れない。ありがとうミック!ありがとうネッピー館!
ちなみにこのネッピー館の館長さん、次の日にも歩いている途中応援に来てくれて、お水を差し入れしてくれた。そしてなんと結婚記念日の日、実は館長さんの誕生日でもあったらしく、同じ日にお祝いする場所としてネッピー館を選んでくれたのが嬉しかったのだと言ってくれた。そしてなんと私たちのチャレンジを心から応援してくれた館長の須崎さん、ネッピー館に募金箱を置いて下さるとのことです。本当に本当にありがとうございました!

posted by Mick and Miki Tan @ 16:39,

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