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8月19日~8月28日(山形突入!)

8月19日(八郎潟~秋田市)
今日も25キロのビックデー。朝早く出ていいペースで歩いている最中、ミックが目の前で悲鳴を上げながらこけた。どうしたのかと思ったら、手の上に落ちて来た毛虫にびっくりしてこけたらしい。私が大笑いしていると、後ろから「すみませ~ん」と声が聞こえてきた。ABSラジオ局の人で、リスナーから「黄色いTシャツを着て竹馬で国道を歩いている人がいる」との連絡を受けて、探しにきてくれたそうだ。今日は二人とも黄色のポンゴTシャツしかなくて、不覚にもペアルックになってしまったので目立ったらしい^^;ラジオ局の人達はやっぱりまだ若くて元気で、番組が始まる前にも旅話で会話が弾んだ。このラジオが終わるとすぐに、若い女性が待っていてくれた。ラジオを聞いてわざわざ来てくれたそうだ。知り合いの朝日新聞社の人が取材をしたいと言ってくれているとのことで、明日取材を受けることになった。工藤さん、ありがとうございます!25キロ歩き終えたときにはもうヘトヘト。とにかく手じかの空いてる旅館に入って18時から放映されるABSテレビを見た。北海道テレビに続き2回目だけど、やっぱりテレビに自分達が映っているのははずかしい。でもミックが生徒に向けるメッセージなどを取り入れてくれてとても嬉しかった。私達のメッセージを分かりやすく編集して伝えてくれたABSテレビの皆さん、本当にありがとうございました!

8月20日(秋田市お休み)
2日間20キロという長旅だったので今日は1日休息。秋田市観光をして一日のんびり。ちょっと風邪気味だったけどなんとか回復した。市内のカフェで朝日新聞社の矢島さんに取材を受けた。ミックいわく、矢島さんの笑い方がマット.デイモンに似ているらしい。私は竹ノ内豊似てると思った。イケメン記者なのにきさくでいい人だった^^

8月21日(秋田市~大森山公園)
9時ころ宿を出発。途中イケメン記者の矢島さんが写真を撮りに途中で合流。矢島さんを紹介してくれた工藤さんも後から差し入れを持って来てくれた。4人ですっかり話が弾んでしまい、お別れするのがなごり惜しかった。やっぱり元気で明るい人と話すと自分も元気になる。何度もいうけど、こういう人たちに会えるから今まで旅を続けてこれてるんだな~と思う。矢島さん、工藤さん、ありがとうございました!またいつかどこかで会いましょう^^

8月22日(大森山~岩城道の駅)
道の駅、皆さんは利用したことがあるでしょうか?私達はこの旅で、道の駅には本当に助けられている。トイレは24時間開放だし、休憩所はあるし、旅人が休むには最適の場所だ。でも、私達が行った数々の道の駅の中でも岩城の道の駅は最高だった。清潔で広々としていて、温泉、レストラン、休憩所、大広間、キャンプ場が隣接されている。ロケーションは海の目の前で、温泉から夕日が一望出来る。しかし何がこの道の駅を最高にしているかというと、やはりここで働く人達だろう。何げなく私が話したおじさん、実はここの支配人だった。私達が竹馬で旅をしていることを知ると、竹馬をしまう場所を確保してくれたり、ゆっくり休める場所を教えてくれたり、本当に色々と気遣ってくれた。野菜の販売店で働いているスタッフの人たちも差し入れをくれたり、泊まるところを心配してくれたり、本当に暖かみが溢れる道の駅だった。岩城の道の駅の皆さん、ありがとうございました!

私達の記事が朝日新聞の全国版にのりました!こちらからご覧になれます。



8月23日、24日(岩城~由仁本荘~象潟)
元気な女性に声をかけられた。
「ラジオで聞いて、会えるといいな~と思ってたんです。これ、寄付させて下さい」
と寄付金を差し出した。仕事中なのに私達を見かけて抜け出して来てくれたようだった。お礼を言って、しばらく歩いてから休憩していると、先ほどの女性がまた車で来てくれた。こんどは飲み物とカロリーメートを持って来てくれた。
「二人ともいくつなの?」と聞かれ、「31と32です」と答えると、
「私にも31の息子がいたのだけど、4月にくも膜下出血で亡くなったの。だから息子と同い年くらいの子をみると応援したくてね。息子の分まで頑張ってね」と言われた。私もミックもびっくりして始め声が出なかった。そんな悲しいことがあったばかりなのに、明るく私達を応援してくれるなんて。元気で生きていられるだけでも幸せなんだから、竹馬で足が痛い位でめげていられない。強いお母さんからの何よりも心に響いた応援だった。山田さん、本当にありがとうございました。
お昼ころ、象潟の手前で赤ちゃんをつれたご家族に会った。やはり私達のことをテレビで見て、歩いているところを見つけてくれたのだそうだ。ご主人は学校の先生だそう。秋田の子供たちは挨拶がとてもしっかり出来ますね、というと嬉しそうに「そうだね、挨拶は大人よりもきちんとしてるでしょ」と笑った。勤める学校は全校生徒18人で、先生の数も18人だという。もし私の子供を通わせるならこの学校がいい!だってマンツーマンで先生に授業を教えてもらえて、しかもこんなやさしそうないい先生がいるのだから^^
お子さん(あゆみちゃん)を見ながら、「お父さん、ちゃんと寄付するからな」とオランウータンの森のために寄付をしてくれた。素敵なご家族に会えて私達も幸せになれた。吉野先生と奥さん、あゆみちゃん、ありがとうございました!

8月25日、26日(象潟~仁加保~鳥海)
26日、ついに山形県へ突入!山形県に入ると、海が一望できる少し高くなっている歩道をずっと歩いていける道が続いていた。山形県の第一印象は最高!こんな綺麗な海辺の近くに住んでる人がうらやましい^^余談だけど、海沿いを歩いていると色んな海岸の名前が「○○海水浴場」というふうに書いてある。ミックは、この海水浴場のヨクという字の発音がどうしても覚えられないらしく、「みきみき、あれなんだっけ?海水ナニ場?」と聞かれること4回。「何度も教えてるでしょ!自分で考えなさい!」と言うと、
ミック「なんだっけ。。海水牧場?」
みき「違う」
ミック「海水陸上?」
みき「違う!」
ミック「海水屋上?」
みき「ちがぁ~う!!」
確かに発音は似てるんだけどなぁ~なんでここまで出てきて浴場が出てこないかなぁ。でもこんなに発音が似た単語があるとは、日本語って難しいのね。
今日は山形県に入ってすぐのキャンプ場泊。お疲れ様でした!

8月27日、28日(鳥海~酒田)
酒田市に入る少し手前、男性に声をかけられた。
「エプソンの坂本さんって知ってますか?」と言われ、ん?誰だろうと考えたが思い当たらない。よくよく聞いてみると、私達がねぶた祭りに参加したときにお会いした人だった。そういえば山形に単身赴任してると言ってたっけ!声をかけてくれた男性は中野さんといって、坂本さんから私達のことを聞いていたらしい。トラックの運転手をしているので、道で竹馬で歩いている人がいたら教えてと運転手仲間内に話してくれていたそうだ。(能代市で発見したという情報があったらしい^^;)坂本さんに連絡してくれると言っていたのでもしかしたら今日会えるかもしれないと思っていたら、本当に夜来てくれた!お仕事帰りで疲れているのに酒田市内も案内してくれた。坂本さん、ありがとう!
今日は「おくりびと」のロケ地にもなったという酒田市のちょっと手前にある健康ランドみたいなところでお部屋を借りて泊った。館内中に「エコに配慮しているため節電を徹底しています」という張り紙が張ってあった。確かに、どこもかしこも真っ暗。お部屋にも蛍光灯はなく、明かりは勉強机の上のライトのみだった(笑)ここら辺のお店は、悲しいほど潰れたお店が多くて、ゴーストタウンのようなところだった。
次の日、酒田市内をめざして歩く。坂本さんが今日から実家に戻るというので、お部屋を貸してくれるという。お言葉に甘え、一泊させて頂くことにし、酒田市内をちょっと観光することにした。「おくりびと」のロケ地を回ったりして結構楽しかった。

8月29日(酒田市~夕日ヶ丘キャンプ場)
酒田市を出発して1時間くらいすると、「また会えた!秋田の道の駅で会ったの覚えてる?」と声をかけられた。その人は、通りすがりにハーレーに乗りながら「グッドラック!」と言ってくれた人だった。グッドラック!と言われたのは初めてだったから良く覚えていた^^今度は奥さんの真希子さんも一緒にいて、私達を見つけて飲み物の差し入れを持って待っていてくれたのだ。今日夕日ヶ丘に泊まると言ったら、「後で差し入れ持って行くよ!」と言ってさっそうと去って行った。幸先いいスタートでミックも私もご機嫌。今日はキャンプ場まで頑張るぞ、と思い歩いていたのだけど、意外と遠い。途中で休んでいると、今度はメガネをかけた男性が車から降りてきた。「こんなところにいたんですね!会えて良かった~」と声をかけてくれた。私達のことをラジオで聞いて、探してくれていたそうだ。彼自身も自転車で日本一周をしたことがあるそうで、旅の辛さを知ってかわざわざ応援にかけつけてくれたのだ。「会えたら渡そうと思ってたんです。」と彼がずっと使っていたおまもりをくれた。こんな大事なものを頂いてしまって良いのかと思っていると、「僕はもう大丈夫なので、これから事故に合わないよう気をつけて下さい。」と言ってくれた。これで私達の安全もばっちりだろう。ありがとうございました!
夕日ヶ丘キャンプ場に着いて、ご飯を作って食べてひと段落していたら、朝あった高梨さんご夫婦が本当に差し入れを持って来てくれた。山形名物のだだちゃ豆と芋煮をわざわざ作って来てくれたのだ。温かくて香りも良くて、とっても美味しかった!!それから4人で時間がたつのも忘れるくらいいろんな話をした。今日初めて話したとは思えないほど気があって、本当に楽しかった。10月に新居が出来るというので、また必ず遊びに来るねと約束して別れた。貴重な出会いに感謝!高梨さん、真希子ちゃん、本当にありがとう!

posted by Mick and Miki Tan @ 1:54, ,




8月14日~8月18日(長くてすみません。。)


8月14日(十二湖~八森)
曇り。後ろ髪引かれるが、行くしかない(涙)。出発する時に汐ヶ島の皆さんが見送ってくれた。ご主人とその妹夫婦のお子さん、かなちゃんとみさきちゃんがお守りにミサンガをくれた。昨日の夜一生懸命作ってくれたそうだ。ありがとう~!八森までの道は歩道がなく、道幅も狭かったので竹馬を降りて歩いても怖かった。途中でババヘラアイスを食べた。おばちゃんがヘラでアイスをバラの様によそってくれるアイスで、味も見た目も良くちょっと元気になった。そしてついに秋田県突入!八森の道の駅に着くと、汐ヶ島のご主人の親戚の方が働いていた。ご主人から電話で何かご馳走してやってと頼まれたといって、イカ焼きとイカ飯をもらった。イカが柔らかくて美味し~い!何から何までお世話になりっぱなしで申し訳ない気がしたが、昨日ご主人に「人の好意は黙って受けるもんだ」と言われたことを思い出した。いつか私達も何らかの形で恩返しをしようと心に決め、就寝。

8月15日(八森~白神温泉)
昨日、奥日報新聞社の方から取材を受けたのだが、丁度昨日から秋田県に来てしまったので新聞が買えないのでどうしようと思っていたら記者の方が送ってくれた。カラー新聞なんて初めてで感動!私達の言いたいことが凝縮された記事になっていた。ありがとうございます!今日は暑くて頭がガンガンした。さすがのミックもヘトヘトになっていた。10キロほど行った白神温泉で今日は終了。白神温泉のスタッフの方が、私の背中のポンゴ(オランウータンの人形)とそこに書かれたメッセージを見て、「私達も白神山地を守る活動をしているので、ぜひ協力させて頂きます」と寄付をくれた。私達は今回オランウータンの森を守るということを目的にしているが、地球上には守らなきゃいけないものは本当に沢山ある。たまに、なんでオランウータンなの?と聞かれることがあるが、私は守らなくてはいけないものに優先順位なんてないと思う。だからこのスタッフの方が「自然を守るという気持ちは一緒なので」と言ってくれたことがとても嬉しかった。明日もがんばろ!


8月16日(白神温泉~能代市)
今日はすばらしい一日だった。なぜかというと、すばらしいホテルとすばらしいオーナーとそのすばらしい家族に会うことが出来たからだ。午後4時頃、能代に着いてキャンプ場はないかとウロウロしていた。取りあえずお風呂に入りたかったので、ホテル大原というホテルのオーナーに聞いてみた。すると通常はお風呂のみはやってないけどいいよ~と言ってくれて、お風呂を借りることが出来た。お風呂に入り終わると、オーナーが「歩いて日本縦断してるんでしょ、ビールご馳走するからゆっくりしていって。」とビールとたくさんのおつまみを出してくれた。ただでさえご厚意でお風呂に入らせて頂いたのに、こんなことまでしてもらっていいのだろうかと二人して恐縮していると、オーナーが「疲れてるんだからそんなこと全然気にしないでゆっくり休みなさい」と言ってくれた。なんて暖かい人なんだろう。あまりの居心地の良さにキャンプ場を探すのをやめて、ホテル大原に宿泊することに決めた。すると、素泊まりだったのに「今日はお客さんが少ないから、うちの残りの夕食で悪いけど食べてって。」と里帰りで帰ってきているお嬢さんが作ってくれたカレーを出してくれた。お嬢さんのお子さん、喜子ちゃん(5歳)がその都度料理を運んできてくれた。お部屋も和室のすごくきれいなお部屋で、明日の朝出るのが嫌にならないか不安^^;ありがとう、ホテル大原!

8月17日(能代~八竜町)
久しぶりにウェスタンスタイルの朝食を食べた。たくさんのフルーツと美味しいパンとチーズ。やっぱり今日出発するのが嫌になった(涙)。ご飯を食べていると、オーナーと喜子ちゃんが、「これ、オランウータンに寄付します」と封筒を渡された。オーナーはポケットマネーから、喜子ちゃんはおこずかいから寄付をしてくれたのだ。昨日のおもてなしといい、なんて優しい人たちなんだろう。ホテル大原、来年もこの人たちに会いにぜひ戻って来たいと思った。
八竜町に4時ごろ到着。この辺に温泉はないかとコンビニの人に聞いたら、「ゆめろん温泉があるよ!車で5分位だからすぐだよ、2キロくらいかな」と教えてくれた。私達は喜々としてゆめろん温泉に向かうことに。が、歩いても歩いてもひたすら田んぼ。1時間ほど歩いたところで、地元の人に聞いたら「うーん、、ここまっすぐいってねぇ、あと1キロもないと思うけどなぁ」と自信なさげに言われた。本当にもう少しなのか?と不安を抱いたが、ここまできたら引き返せない。30分後、今だサインが見えてこない。いったいどこなのゆめろん温泉!?歩き始めてはや1時間30分、なんで竹馬で歩いた後にこんなに歩かなきゃいけないんだ!どこにもぶつけようのない怒りが湧いて来た。2時間後、やっと見えてきたゆめろん温泉。温泉の人にどれくらい距離があるか聞いたら、7キロ位だということだった。車と歩きの距離感覚は違うんだと痛感した日だった。とほほ。。

8月18日(八竜町~八郎潟)
今日は23キロ歩かなくてはいけないので、朝6時ころからスタート。涼しいうちから歩き始めたので結構順調。やっぱり竹馬はペース配分が大切なんだな。2日前に取材を受けた、北羽新報の記事に私たちが載っていたと通りすがりのおじさんが新聞を見せてくれた。とっても大きく扱ってくれていた。記者の方はお盆休みにも関わらず私たちを見つけて取材してくれたのだ。ありがとうございます!あと6キロほどかな~というところで、「すみませ~ん、ABSテレビのものです。取材させてもらえませんか?」と声をかけられた。今日はなんだかメディアデーみたいだ。喜んでお受けしますと答え、取材をしてもらった。北海道テレビに取材してもらった時も思ったが、テレビ関係の人は本当に行動がキビキビして要領がいい。一分一秒が勝負の世界だから自然とそうなるのだろうか。明日放送されるということで、楽しみ♪
途中のコンビニで、男性が私達を待っていた。「こんにちは~覚えてますか?」と言われた。始め気付かなかったが、名前を聞いて思い出した。昨日コンビニで私のリュックに着いてるメッセージを見て寄付をくれたワシヤさん!「昨日はあまり持ち合わせがなくて、今日また会いに来ました」と、寄付を私達に渡すためにわざわざ会いに来てくれたのだ。ブログも読んでくれたそうだ。北海道でも一度同じことがあったが、私達がこのチャレンジを続けていけるのは、ワシヤさんの様な人に会えるからだと思う。私達のしていることを知って、わざわざ会いに来てくれるなんて本当にありがたいことだし、私達がやっていることも少しはいいことを伝えられているのかなと感じることが出来る瞬間だった。ありがとう、ワシヤさん!

続、8月18日(ありえない!by大宅さん)
やっと八郎潟に着いて、食事が出来るところを探そうと思っていたら、地元の子供たちが案内してくれることになった。みんな元気で明るくて可愛かった^^無事レストランに辿り着きご飯を食べていると、青森でお世話になった大宅さんから電話が鳴った。
「こんにちは~大宅です。元気ですか~?」
と大宅さんの元気な声が聞こえてきた。一通り挨拶の会話が終わると、大宅さんが
「実はね、、、、青森から追っかけて来ちゃいました!」と言った。
私は初め意味が分からず、「えっ?」と言うと、
「あのね、秋田に入るところでババヘラアイス食べたでしょ?」
「食べた。」
「そのあと、八森の道の駅行ったでしょ?」
「行った!!えっ何で知ってるんですか!?」
「奥さんと一緒に聞き込みしながら青森からここまで来たんだよ~ありえないっしょ!」
本当にびっくりした。大宅さんは北海道旅行から帰って来て、私達にもう一度会えるとしたらここら辺までだろうと思い、奥さんを説得してここまで旅行がてら会いに来てくれたというのだ。もうすぐ八郎潟に着くというので、一緒に夕ごはんを食べることにした。このニュースを聞いた時のミックの喜びようったらすごかった。奥さんの裕子さんも一緒に来てくれて、青森の思い出話やそれまで会ったことを話した。たくさん話してたくさん笑った本当に楽しいご飯だった。そのあと、温泉に連れて行ってくれた。今日はお風呂が見つからなくて諦めていたので本当に嬉しかった。
「実はね、実希ちゃんのお母さんから頼まれたんだよ。実希はお風呂入れないと不機嫌になるから温泉連れていってやってくれって」
これはもちろん大宅さんの冗談だけど、私達を温泉に連れて行ってくれるために青森から約200キロの道を走ってきてくれた大宅さんご夫婦。他の誰が一度会っただけの私達のことをここまで考えてくれるのだろう。ありえない!本当にありえない!(これ大宅さんの口癖)
大宅さん、裕子さん、すばらしい思い出を本当にありがとうございました!

posted by Mick and Miki Tan @ 6:27, ,




8月13日(十二湖)

なんだかバンバン音がする。なんだ?目を開けるとミックが枕を布団に叩きつけていた。ミックが「ミキ!ムカデがいる!起きて!!」と叫んだ。一気に目が覚めた私は飛び起きた。
「え!?どこどこどこどこ!?」
「わかんない。ワタシの足の上はって行ってその後ミキの布団の方に行った」
布団をめくったけどいない。じゅうたんの上に行ったかもしれないけど模様が黒っぽくてどこに行ったかわからない。ミックが目を皿の様にして見回した。私はコンタクトレンズをつけてないのでぼやけてしか見えない。
「あ!いた!!」ミックはムカデを枕で叩きまくった。私は叫びまくった。朝から大騒ぎだった。せっかく宿に泊まったのになんでムカデが?泣きたくなった。宿の人に聞くと、ムカデは2階には出たことが無いという。そういえば館内もすごく清潔だし、掃除も行き届いているしムカデが出るなんておかしい。もしかしたらミックのバック(私のじゃなくて)に入り込んでいたのが出てきたのかも。旅館の人はすごく気にして掃除してくれたり薬を撒いてくれたり、かえって悪いことをした。
旅館のご主人の親戚の方たちが来ていて、竹馬に興味を持ってくれたので話し込んでいると、ご主人が来て、「今日は一緒に夕食食べましょう」と誘ってくれた。せっかく親族で集まっているのに悪くないかと思ったが、ご主人は「なんもなんも」となんとも優しい笑顔で応えてくれた。ちなみにこの辺りの人たちは津軽弁を話すが、外国語みたいに全然違う。私が分からないのだからミックはもっと分からないだろうなぁと思った^^;津軽弁は歌を歌う様に途切れなく話すので、ミックはイタリア語に似てると言っていた。ビールと美味しいごはんを食卓で頂いた。久し振りの家庭料理と会話を楽しむことができた。暖かく迎えてくれた汐ヶ島の皆さん、本当にありがとうございました^^

posted by Mick and Miki Tan @ 8:14, ,




8月12日(深浦~十二湖)

お昼過ぎに十二湖周辺に到着。今日は青森に来て初めて、旅館に泊まることになった。やっぱり虫の心配が無くて屋根があるところで寝るのは気持ちがいい!いつでもお風呂に入れるのも最高!万歳旅館^^雨が降る前に、ガンガラ岩でひと泳ぎした。明日はどしゃぶりの雨だというので一日お休みすることにした。

posted by Mick and Miki Tan @ 8:13, ,




8月11日(深浦~不老不死温泉)


昨日の大雨がカラッとやんで今日は快晴!昨日は温泉にも入れなかったので、朝一で近くの温泉まで行くことにした。やっぱりお風呂は気持ちいい~!そしてお天気のなか歩きだしたら、せっかく綺麗になったのに暑さで汗だらだら。太陽に当たりっぱなしで頭は痛くなるわ、バテバテになるわ、天気の変化に全然対応出来ない^^;でも今日はあまり距離がないのでなんとか大丈夫だった。艫作海岸でちょっと泳いだあと、温泉へ。有名な温泉なので、とにかく人が多かった。露天風呂は海の真横にあって気持ちよさそうだけど、あまりの人の多さに内湯だけでやめといた。夜、丘の上にテントを張った。夜、外に出てみると満天の星が!こんなに綺麗な星空はニュージーランドの時以来だった。天の川を見ていたら、尻尾つきの流れ星が流れていった。たっぷり3秒ぐらいあったのだけど、願い事は言えなかった。でもあの流れ星、金色に光って本当にすごかった!これから何か良いことがあるに違いない^^

posted by Mick and Miki Tan @ 8:08, ,




8月10日(道の駅~深浦)

今日の道は歩道がなく、道も狭くて竹馬を降りて歩かなければいけないことが多かった。歩道があったとしても、5メートルおきくらいに鉄のあみみたいなのが張ってあって、そこを竹馬で歩くと竹馬が貫通してしまうのでよけながら歩かなくてはいけなかった。まるで牧場の牛になった気分。(牛が外に行けないように、ところどころに鉄のあみが設置してあるの、見たことありますか?)
深浦に着くと、バケツをひっくり返したような雨がいきなり降ってきた。今日はどこかに泊まろうと、旅館を探した。でも今は夏休みだということを忘れてた!どこも予約で一杯で入れない。。4件回って駄目だったのでしかたなくずぶぬれのままキャンプ場へ。シャワーを浴びようとお金を入れたら冷たい水しか出なかった。びしょびしょになったあとで体が冷えているのに最悪!深浦の景色は最高だったけど、今までで一番みじめな一日の終わりだった。

posted by Mick and Miki Tan @ 8:04, ,




8月9日(金ヶ沢~いか焼きの村道の駅)


快晴。竹馬をとりにお寺へ行った。竹馬を守って頂いたお礼に少しだけどお賽銭を投げた。昨日のカメムシは大丈夫だったかね~とミックに言ったらミックがニヤニヤして竹馬を指差した。見るとカメムシがミックの竹馬の上で休んでいるではないか!変なカメムシ。妙に愛着が湧いた。あのお寺で蜘蛛に捕まることなく今日も私たちの様に歩き続けてくれるといいな。
昨日たっぷり寝たので体調もばっちり。五能線(電車)が町の中心を通っている金ヶ沢。歩いていると、山と線路の間に建っているお家があって、線路を渡らないと家に入れない家もあった。小じんまりしていて趣があってとても可愛らしい街だった。港に寄ったら漁師さんがスイカをくれた。私の背中のオランウータンを見て、寄付もくれた。今まで行った港の中で一番フレンドリーな港だった^^ありがとうございました!
少し歩くと私達が来るのを待っててくれた家族がいた。夏休みで八王子から青森に里帰りをしていたらしい。子供達を竹馬に乗せてあげたらすいすい乗っちゃった。やっぱり子供はすごいな!お別れをいって歩いていると、大型トラックが止まって運転手さんが降りてきた。先ほどあったご家族のお母さんの弟さんだそうだ。わざわざ寄付をしに届けてくれたというのだ。金ヶ沢の人は本当に優しい人ばかりだ!小野さん、ありがとうございます!もう少し行くと、千畳敷が見えてきた。日本海は荒れた海というイメージしかなかったのに大違いだった。浅瀬には透き通った水が岩場を流れていて、少し深いところはエメラルドグリーンの穏やかな海がどこまでも続いていた。ミックは我慢出来なくなってひと泳ぎすることに。日本海はオーストラリアの海に負けないくらい綺麗だった!

posted by Mick and Miki Tan @ 7:50, ,




8月8日(鯵ヶ沢~金ヶ沢)

私がテニスをやり始めの頃は、疲れてしまって続けて1時間もラリーが出来なかったり、次の日筋肉痛になったり、色々な支障をきたした。でもやり続けるにつれてだんだん慣れてきてラリーも苦じゃなくなり、コントロールなども上手になってきた。だからスポーツとは全般的にそういうものだと思っていた。でもどうやら竹馬は少々勝手が違うらしい。やり始めて1ヵ月少しになるけど、毎朝起きたすぐは手足が強張る。1時間も歩き続けているとつま先が痛くなってくる。集中しないとすぐ転びそうになる。つまり竹馬はやり続けたからといって楽になるということがないから練習してもあまり意味がない。じゃあ竹馬で長距離で歩くのに一番大切なこと、それって何?と考えた。それはメンタルトレーニング。例えば今日は10キロ歩いてからあと5キロ行けるかどうか決めよう、なんて考えながら歩いていたらぜったい10キロ以上歩けない。今日は20キロ歩くから10キロまではとにかく一定のペースで歩いて、近くなってきたら休むペースを増やして足を休めようとか計画を立てて歩くと結構出来る。あとは身体のコンディションも大切。寝不足だったり水不足だったりするとすぐ疲れて長距離はまず無理だろう。まぁ、こんな情報が必要になる人はまずいないと思うけど、私がひたすら竹馬で歩いて発見したことだったので取りあえずお知らせします^^;
ちなみに今日のコンディションは最悪。寝不足で昨日の疲労も取れてないからたった10キロほどの道のりだったのにもかかわらずかなり苦労した。やっぱり体調管理は何よりも大切なんだとしみじみ思った。それでもお昼過ぎには金ヶ沢に着いた。お寺に横になって休めるところがあったので、昼寝することにした。風が通るから涼しくて、たまに聞こえる電車の音以外何も聞こえない静かなお寺でたっぷり3時間は寝た。すごく気持ち良かった。起きると目の前にカメムシのおっきいやつみたいな虫がいた。その虫を観察してたら、一定のギャップがある板の間を歩き続けていたんだけど、そのギャップが一部大きくなってる個所があって、先の板に渡ることが出来なくて右往左往してた。なんだか面白くて1時間くらいずっと観察していたら、私とミックが寝ていたところをぐるっと一周して上に向かって歩いていってしまった。蜘蛛の巣につかまらないといいけど。竹馬は雨が降って濡れるといけないので、そのお寺に一晩置かせて頂くことにした。私達は近くの公園でキャンプ。明日に備えて8時ころに就寝。

posted by Mick and Miki Tan @ 7:28, ,


8月7日(五所川原~鯵ヶ沢)
曇り。昨日五所川原で泊まるところを探すのに手こずり、寝たのは12時過ぎだったのもあり起きたらとっても疲れていた。しかも今日は22キロほど歩かなきゃいけない。いつもなら始めの一時間位は足も痛くならず進めるのだけど、この日はしょっぱなから疲労がひどかった。こんなんで22キロ歩けるのか、不安に押しつぶされそうだった。というのもこの旅を始める前に、トレーニングでマザー牧場の山を13キロほど歩いたのだが、無理をしすぎて次の日手足がまったく動かなくなるわ足には血豆が出来るわで、これからの旅がかなり不安になったことがあった、あの時の気持ちと今日の気持ちがかなりだぶったからだった。今日やり終えても明日足が動かなくなるかもしれない、とか、また次の日歩き始めるのが怖くなるのでは、とか色んなことが頭を駆け巡った。そんな状態だったから、ミックが私を励まそうと声をかけてくれたり、ゆっくり歩いてくれたり、途中で3キロもあるメロンを買って終わったら食べようと頑張って背負ってくれたことなど全く気付かず、ブルーのどん底に落ちていた。ミックにとっても、何をしても元気にならない私と一緒にいるのは大変だっただろうなと今頃反省。鯵ヶ沢に入るとまず第一に出会うのは、日本一有名な秋田犬、「ワサオ」の看板。どうして有名なのか私にはわからなかったけど、ワサオに会いにくるツアーバスまであるらしい。とにかく今日が終わって良かった。おそるべし、竹馬。

posted by Mick and Miki Tan @ 7:24, ,


8月6日(夢野温泉~五所川原)
快晴。青森は北海道と比べるとうんと暑い。でも晴れていて嬉しい。歩き始めてすぐに、元気なお母さんがオロナミンCを持って来てくれた。ちょっと寄って行くように言ってくれたので、中で休むと息子さんがいた。息子さんも昔自転車で日本中を旅していたので、旅人を見るとほっておけないそうだ。息子さんも、旅中色々な人に助けてもらったので、その分自分も出来るだけ旅人を助けるように心掛けているという。その息子さんが、
「これ、なんかのたしにして」と2千円を差し出した。
「自分も旅している時に、お寺の人に2千円もらったんだ。その人には返すことが出来ないから君たちに託すよ。こうやって旅人を助けあう輪がひろがればいいじゃない」
今まではお世話になった人に恩返しをしたいという気持ちはあったけど、こういう考え方は目からうろこだった。そうやって恩返しの輪を広げて行くことも出来るんだ!2千円はありがたく頂き、私達も同じようにすることを約束した。素敵なことを教えてくれた息子さん、お母さん、ありがとうございます!
今日はミックの元同僚の中島先生が、はるばる千葉から応援に来てくれた!青森で会えるなんて本当に嬉しい^^ちょうど藁ぶき屋根で出来た旧家(久須美家)にいい感じのお食事処があったのでそこでランチを一緒に食べることにした。中島先生はミックが成田の小学校で働いていた時の同僚で、虫嫌いの中島先生の机の引き出しにクモ(偽物)を入れたり、本にトカゲ(偽物)を挟んだりといたずらばかりして大変迷惑をかけていたらしい。にもかかわらず未だに友達で、しかもこんな遠くまで会いに来てくれるなんてなんとお礼を言ったらいいのか‥中島先生、貴重なお休みなのに本当にありがとうございます!

posted by Mick and Miki Tan @ 7:19, ,




8月5日(たらポッキ温泉~夢野温泉)

朝、目の前が海だったので散歩に行った。こんな景色が良いところで毎日散歩出来たら幸せだろうなぁ。大宅さんが朝迎えに来てくれて、たらポッキまで送ってくれた。大宅さんは、以前は平日に学校の事務員として、休日は趣味でリフォームの仕事をしていたのだけど、休みなく働き続けて身体を壊してしまったのだそうだ。そこで一大決心をして事務員を辞め、今は好きなリフォームの事業を自分で立ち上げたという。今幸せですか?という私の問いに迷いなく、「そりゃー好きなこと毎日やってられるんだから、幸せじゃない訳がないよね」と答えた大宅さん。好きなことを仕事にするのってとても難しいと思ってたけど、大宅さんの話を聞いていたら出来そうな気がしてきた。大切なのは初めの一歩なんだろう。このチャレンジも色々頭で考えていた時は不安でたまらなかったけど、始まったらとにかく終わらせることだけを考えて、ごちゃごちゃと不安を抱えることは無くなったし^^;大宅さんと奥様の裕子さんから、オランウータンの為にと寄付を頂いた。裕子さんにはお会いすることはなかったのに、お手紙まで添えてくれた。こんなに暖かい夫婦に会えた7号線での偶然に感謝。だって昨日7号線を間違えて3キロ歩かなかったら、大宅さんと会うことはなかったのだから。大宅さん、本当にありがとうございました!
ちなみに朝大宅さんとミックと3人で卓球をやった。そして私もミックも大宅さんにぼろ負けしてしまった。この雪辱を晴らすためにもいつかまたこのセカンドハウスにやって来ます!

posted by Mick and Miki Tan @ 7:13, ,




8月4日(青森駅~たらポッキ温泉)

晴れ。たくさんのライダーさんに見送られて竹馬行脚再開。4日間の休みの後は辛いなぁ~。。
車どおりの多い7号線を歩いていると二手にわかれるところがあって、いつの間にか違う方向に向かって3キロほど歩いて来てしまった。10メートルだって余計に歩きたくないのに3キロも来ちゃったよぉ。。この時の悔しさといったら言葉では表せない!気を取り直してまた歩きだす。途中でトラックにのった人が「写真撮らせて下さい!いや~あんた達すごいよ!」と励ましの言葉をくれた^^地図上には7号線沿いにだるま温泉という表記があったのでだるま温泉を目指して歩いていたのだけど、誰に聞いてもだるま温泉を知らない。おかしいと思って片っ端から聞いてみるとだるま温泉はつぶれたらしい。急きょルートを変更して、たらポッキ温泉というところに向かうことにした。目的地まであと3キロほどのところでリュウト君という5年生の男の子に会う。たらポッキ温泉まで道案内してくれた^^東北の子も優しいんだな♪一緒に歩いているとトラクターに乗ったおじいちゃんが反対車線を乗り越えてこちら側に車を止めて話しかけてくれた。しかし大変申し訳ないことに、全く言っていることが理解出来なかった。。別れ際にトマトをくれるというので、ありがたく頂くことに^^ありがとうおじいちゃん!
おじいちゃんと別れると、私の電話が鳴った。声の主はさっき会ったトラックの運転手の方だった。私達がだるま温泉に行くと聞いてあそこは潰れたと気づいて、このまま進んだら大変だと思いわざわざブログの電話番号を調べて電話をかけて来てくれたのだった。しかもたらポッキ辺りはキャンプ出来るところがないので家に泊まらないかと言ってくれた。こんな親切な人がいるなんて信じられない!ありがたくお言葉に甘えることにして、たらポッキ温泉で待ち合わせることにした。
もう少し行くと、我満商会という看板が見えてきた。ミックのこの旅のモットーは我慢、私のモットーは我慢しない、なのでその名前がちょっと気になって止まった。中から店主の人と男の子が出てきた。我満というのは店主の方の苗字だそう。我を満たすと書いて我満。すごい良い名前!男の子は白石君という高校生で、夏休みを利用して何年か前から名古屋から東北、北海道の旅を自転車(BMX)で周っているそうだ。高校生の時からこんな経験を積んでいるなんてうらやましい。私も子供が出来たらこういう旅を若いうちからさせたいな。そしてたらポッキ温泉まで到着。白石君も一緒に温泉につかることに。たらポッキ温泉のお湯につかったら、肌がつるつるになった!今まで入った温泉で一番良かったかも^^6時ころ、トラックの運転手こと大宅さんが迎えに来てくれた。お家は五所川原を通り過ぎるので、五所川原のたちねぶたを見て行こうと言ってくれた。22メートルを超えるたちねぶた、この迫力っていったらもう実物を見るしか伝えようがない。ゆっくりと町を練り歩くたちねぶたは、まるでゴジラか怪獣が町を襲いに来たみたいだった。子供が見たら夢に出てくるんじゃ?と心配になるほど大迫力だった。それから大宅さんと家に向かう。話を聞くと、これから向かうところは大宅さんのセカンドハウスだそうだ。着いたら、大宅さんは「じゃ、今日はここでゆっくりしてください。私は家に戻りますんで」と行ってしまった。今日初めて会った私達に自分の家をまるまる貸すほど信用してくれるなんてなんてありがたいんだろう。家の中は広々としたリビングがあり、とっても居心地がいい。そしてなんと寝室の奥には卓球台がおいてあるじゃない!何を隠そう、私は中学時代卓球部で県大会に行ったこともあるのだ。久し振りに卓球台をみたミックと私は疲れているにも関わらず、「ちょっとやろっか!」と結局5ゲームもやってしまった。そして、、負けた。私の県大会の栄光はどこへいってしまったのか。。
とりあえず寝よ。

posted by Mick and Miki Tan @ 2:56, ,




8月2日、3日(ねぶた祭り)



快晴。キャンプ場をうろうろすると風来坊ハナさんを発見!一緒に今日着るはっぴを選んでもった。それからお祭りまで街でうろうろして、いよいよ跳人になる時間が近づいてきた!ここからは口で説明するより写真で見てもらう方が早いと思うので以下の写真を見てみて下さい^^祭りは熱気に包まれて、初めてなのも足が痛いのも気にならないほど夢中で2時間半、掛声をあげながら飛び跳ねていた。ねぶた祭り、最高!

posted by Mick and Miki Tan @ 22:48, ,




8月1日(八戸~青森)


朝7時ころ八戸へ到着。そこから青森駅まで電車でカタコト。長距離電車なのでさぞ立派な電車かと思いきや、3車両しかない可愛らしい電車だった^^青森駅は綺麗な港が広がる清潔感がある街。ミックは青森も一目で気に入った様子。今日はねぶた祭りの前夜祭で浅虫温泉で花火大会があるというので行くことにした。2年ぶりの花火大会!(江戸川花火大会に比べたら)それほど人も多くなくべストポジションで見れてすごく綺麗だった。ただし帰りの電車は本数が少なく、1本のがしたら2時間待ち。青森駅に着いたのは12時を過ぎていた。それからねぶた祭りの為に用意された臨時キャンプ場へ歩いて行くこと約40分。着いたらバタンキューで就寝。明日のねぶた祭り、楽しみだなぁ。

posted by Mick and Miki Tan @ 22:42, ,




7月31日(苫小牧)


昨日ついに苫小牧に到着。今日の深夜にフェリーで八戸まで向かうのでそれまで休養。昨日宿泊したさわだ旅館のおばさんが、私達が竹馬で歩いていることを知って、サインして!と色紙を渡された^^;旅館に飾ってもらえるのだそうで嬉しいような恥ずかしいような。。そしてさわだ旅館の方には色々と良くして頂いた上に、社長とスタッフの方から寄付を頂いた。最後の日にも北海道の人たちの暖かさを感じた。本当にありがとうございました!
ミックは伸びた髪の毛を切りに床屋へ、私はその間カフェで美味しいコーヒーを飲みながらのんびり。こんなにゆっくりするのは久しぶり。夜は、茶志内のおまわりさんの奥さんに頂いたお昼代を使って旅館直結の居酒屋でミックと北海道の旅の終わりを祝った。北海道、始まった時はどうなることかと思ったけど、ここまで来るまでに本当に色々な思い出が作れた。一か月でこんなに沢山の人に出会ったのは生れて初めてだけど、そのおかげで人が自分に元気を与えてくれるということに気づくことが出来た。
北海道とにかく最高だった!今まで応援してくれたすべての人達、本当にありがとうございました!!

夜12時、とうとう北海道ともお別れ。しかしフェリー乗り場で新たな始まりを感じさせる出会いが。その人の名は「風来坊ハナ」さん。これから私達と同じ八戸まで行き、そこからバイクで青森市へ向かいねぶた祭りに参加するという。ハナさんはねぶた祭りの常連で、祭の「跳人」になりに行くというのだ。跳人って?と聞くと、祭を見るのではなく、祭に参加してねぶたの前でひたすら跳ねる人の事だそう。はっぴを着ていれば誰でも参加出来るというので、私達もぜひ参加しなよと誘ってくれた。ねぶた祭りは見に行こうと思っていたので願ってもないお誘いに二人とも大興奮!北海道を離れるのはさみしいけど、青森に行く楽しみが倍増した。
バイバイ北海道!待っててね青森!!

posted by Mick and Miki Tan @ 22:21, ,